「しみ」と一言で言っても、その種類は本当に多く、しかもお客様も「何のしみか分からない」事が圧倒的に多いもの。
私達はその何だか分からない「しみ」と向き合い、何万点もの「しみ抜き」をしてきました。
その中には、他のクリーニング店に「落ちません」と烙印を押され、がっかりし、なんとかならないものかと、藁をもつかむ思いで当店を訪れる方もいらっしゃいます。
大事な洋服をなんとか元のようにしたい。また着たいとの切なる思いに応えたいと、技術を磨き、難しい「しみ」と向き合ってきました。しかし、しみを落とせず悔しい思いもしました。その思いをバネにして更に勉強し研究し、今日まで努力を重ねてきました。まだまだ落とせないしみもありますが、日本トップレベルの方々に随分近づいて来たのではないかと自負しています。
日本のしみ抜き技術は世界トップレベルと聞いたことがあります。
まだまだ上を目指し、皆様に喜んで頂ける技術を身に着け、「かつみクリーニング」が地元にあって良かった!!と思って頂けるように、更に精進して参ります。
行程1
シミに合った薬品を選び、シミに塗ります。
骨製のへらで薬品をシミに刷り込み、薬品をシミに浸透させて落ちやすくしています。
行程2
蒸気の熱と水分でシミと薬品を濯ぎ出します。
キチンと濯ぎ出さないと、後からシミが浮き出てしまうことがあるので、大事な作業です。
行程3
最初の薬品で落としきれなかった黄変を一つ一つ漂白していきます。
行程4
行程2と同じ作業を繰り返し、しっかり濯ぎます。
乾かしたら完了です。きれいになりました。